THISTIME RECORDS BLOG

THISTIME BLOGの2008年最後の更新となりました。※都合によりアップは2009年（苦笑
本年もすばらしいアーティスト、そしてすばらしい作品に支えられ素敵な一年にしていただきました。

5周年を迎えた区切りともいえる今年、ざっと振り返ってみますと


まずM83のPierreも参加したエレクトロポップの新しい形、Hill Made Low（ヒルメイドロウ）に始まりLukestar（ルークスター）、The Autumns（オータムンズ）、そしてKenneth Ishak（ケネス・イシャク）の美しすぎるメロディーは象徴的でした。

ありがたいことにStapleton（ステープルトン）やLow Season Combo（ロー・シーズン・コンボ）、オランダでも大ヒットをとばすAnderson、そして2度目のジャパンツアーも大成功！のThe Wellingtons（ウェリントンズ）がTHISTIME続編をリリースしてくれました。やっぱりこうやって海外バンドの成長や作品が出来るところに立ち会えるのもうれしいですね。みな、自分の国のことのようにアドバイスを求めてくれてともに歩める幸せったらありません。Elias & The Wizzkids（エリアス・アンド・ザ・ウィズキッズ）の名曲”24”に何度もつらい時期を助けてもらいThe Car Is On Fire(カー・イズ・オン・ファイア）のスマッシュヒットにも恵まれました。

そして日本人バンドの元気さも今年は忙しくさせてくれる要因に！！？？まずは5月の5周年イベントでレーベル入り初お目見え登場したＣａｌｅｎｄａｒｓ（カレンダーズ）、彼らと一緒にやれるというのは本当にうれしいことでした。いつもそうですがやっぱり惚れ込んだ相手には弱いのです・・・・　10月のデビューに向けて活動をスタートさせると6月にはtotos（トトス）が待望のファーストアルバムを発売！！！長期にわたったレコーディング、多岐にわたるメンバーチェンジ、ミックス合宿などを経て出来上がった甘酸っぱくてほろ苦い、ポップフレイヴァーたっぷりのアルバムには驚きました。そして北は北海道、南は札幌にわたるツアーもﾋｨ-ﾋｨｰいいながら歌い通しThe Wellingtonsと最後は合同で日本をポップに染め上げてくれました。



いよいよ2009年1月にファーストアルバム「Splendor」をリリースするThe Movie Archives（ムービー・アーカイブス）。彼らのレコーディングが行われたのは8月の暑さ真っ只中、実は年中のアルバム発売をめざしていましたが「Splendor」を表現するのに必要なコンセプトの一貫性、豊かな創造性、難易度高すぎる演奏力の必要性はバンドにも相当の圧力がかかりました。連日の苦悩と時間との戦い・・・・。マスタリングが終わったころには「これはとんでもなく圧倒的な一枚だ・・・」そう呟かざるをえませんでした。これはみなさん、体感してもらうしかありません。一介のインディーメロディックバンドの一アルバムだと思っていては痛い目を見ますよ。



そのころにはCalendarsもレコーディングを地元で開始。彼らもまたワーキングミュージシャンとしての強みと弱点を感じつつも珠玉のポップソングを揃えてミニアルバム製作を進行。メンバーチェンジなどありながらも、さながらいじめられっこが半べそかきながらもワイワイワイワイ前に進む・・・・まーメンバーそ
６人もいればそんな感じですよね！！！彼らのPV、Try My Worldを見ていただければそのワイワイ具合がまるわかりですが見事完成した「Bad Ending, Good Humming」が地元宇都宮で愛される様子は本当にスタッフ一同喜んだ瞬間でした。彼らは年末のデモ「When Christmas Comes To Town」がIndiesmusic.comで1位獲得などマイペースなふりして意外とｱｸﾞﾚｯｼｳﾞ！これに満足せずにおそらく来年も何か音源を発表することでしょう。することでしょう。いや、するでしょう。いや～なにがでますかね！楽しみですね！（圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧圧）。

ラスト、年末の思いつきクリスマス企画by THISTIME & Paraele StripesのX'mas Paryは結構なサプライズでしたよね！！ なにせ300枚限定な上、販売はオンラインショップだけ・・・それなのにexBrokenspaceのイワハラ先輩やらtotosのu-coやらみんなひっぱりだしてのコラボ・クリスマスアルバム。そうだ、遊ぶときは本気で遊べ！これですよ。おかげで・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょーーー大変でした・・・※300枚分の１になった人はわかるよね。。。　Paraele Stripesの純粋な新譜というわけではなかったけれどやっぱり新曲は圧倒的でした。ライブでも聴けたRipe Out、そしてそこから続くボーナストラックはまさにB-TRAIN級の名曲。おいおい、あんたらどうなってんのかい・・・・！！！とPSの2009年に期待を抱かずにはおれない内容でした。

そうそう、OK!POWERPOPの第二弾も出ましたね。これも前作に負けず劣らずのグッドパワーポップにあふれかえりました。日本のパワーポップバンドはすごい！！OZMAのRyenも参加を本当に喜んでくれました。さーーここからTHISTIMEの未来を支えるバンドが出るかも・・・・・　ﾌﾌﾌ。続編の構想？秘密です。いや、むしろ挑戦待ってますよ、パワーポップバンド諸君。


ふーー、長くなってきましたが～～～　イベント部門。本年は海外からAnderson、Dreamboy、The Wellingtonsを迎えジャパンツアーを行いました！THISTIME内のブッキングエージェンシーとしてKings Apartmentというチームが新生。Dreamboyは母国のレーベル倒産などで来日直前までちゃんと来てくれるかわからない・・といった危ない橋。ただどのバンドも、強行日程、ロードムービーさながらにハードな現場を楽しみ、ライブは常にマックス＆本気。それを見て刺激を受ける日本のバンドたち。やっぱりそこにTHISTIMEが目指すレベルや理想があると再確認させられます。年末にはKA主導のもとOK!POWERPOPのリリースパーティー２DAYS、CalendarsのリリパもSHELTERで。これ、ありがたい話です。来年はまだまだ出来ていない基盤作りに立ち返って人が見に来たいと思えるようなイベントを作っていきます！！！

とまーー、すみません。長すぎですね。moshi全部読んでくれてる人がいたら・・・・あなたは来年もTHISTIMEのサポータです！！！The Car Is On Fireのファースト、そしてTMAのSplendor！と休む暇はありませんから～～。そして最後に


2009年



THISTIMEは

「BACK TO 80's」





がキーワードですよ！！！！！

それでは皆さん、良いお年を！